実際に高効率電源を使用した場合のメリットをご紹介します。
最近、街中や競技場、大型施設などで、LEDの大型ビジョンが増えてきました。縦5メーター、横10メータのLEDビジョンを例にとります。
テスラコンバータ600Wと100W2台、それと整流ユニットを1セットとした場合に、全体では72セットが必要となります。従来品のモジュール電源と比較すると、損失の差は、1セットで76.9Wとなります。これが72セットとなると、LEDビジョン全体では、5,500Wの損失が低減できる事となります。
この損失の削減量を省エネの効果として換算すると、LEDビジョンの負荷率を50%として、1日8時間の運転とした場合には、
・損失電力量は年間8,000KWの削減となります。
・電気料金で換算すると、年間約19万円。
・原油の削減量で換算すると年間2,000L。
・Co2は年間3,000kgの削減量となります。
また、効果はこれだけではありません。電源の発熱量が減る事によって、装置全体の内部温度を削減しているため、LEDビジョンの冷却装置、例えばエアコンのコストダウンやFANユニットの削減が可能となります。大型装置の周辺部品や周辺装置の削減ができれば、設置工事や補強工事などの費用も削減することにつながります。
大規模なシステムの例でしたが、高効率化した場合の無駄の排除とした場合のメリットは計り知れません。
規模の小さい機器においても、効率が低い電源を大量に使用し続けた場合には、地球規模で考えると、やはり、相当なロスが発生している事となります。
よって、高効率化が一番の環境対応ではないでしょうか。 |