
平成24年3月期 第2四半期決算説明資料
■セグメント別事業分析
電源機器関連事業
当セグメントにおきましては、3月11日に発生した東日本大震災で、生産委託先が被災したことにより4月の生産高が、一時的に落ち込みましたが、震災直後から当該被災工場の生産予定分を、国内外の他の生産委託工場各社に振分けて、製品供給体制の確保に努めた結果、必要生産量は確保されております。
また、懸念されておりました原材料部品の確保についても、一部被災された仕入先様の早期回復により震災前の調達状況に戻っております。しかしながら、生産委託先の移管に伴って予定外の費用が発生した事などにより、当初予定しておりました製造原価の低減目標について、十分な効果が発現されないまま推移いたしました。
この結果、当セグメントの業績は、売上高1,954百万円(前年同四半期比9.2%減)、営業利益94百万円(前年同四半期比1.1%増)となりました。
通信・放送関連事業
当セグメントにおきましては、国土交通省の通信設備工事及び保守業務、消防無線のデジタル化整備事業、市町村防災無線設備等の受注、売上に努めました。国土交通省の通信設備備工事においては実績が評価され順調に推移しております。5年後までに移行が決定している消防無線のデジタル化整備事業、国土交通省の通信設備工事、保守業務、市町村防災無線設備等の受注拡大に向け努力しております。
この結果、売上高849百万円(前年同四半期比29.4%減)、営業利益70百万円(前年同四半期比31.5%減)となりました。
電子ソリューション関連事業
当セグメントにおきましては、昨年に引き続き耐雷部門が、新規顧客の開拓で、年度末にむけた受注で売上を伸ばしましたが、放送部門は、当事業部に関連する投資が新年度以降となる為、回復に至っていません。半導体分野の設備投資も引き続き順調で半導体製造関連装置が、増収に貢献しました。
この結果、売上高190百万円(前年同四半期比32.0%減)、営業利益31百万円(前年同四半期は営業損失6百万円)となりました。
医療・環境事業関連
当セグメントにおきましては、医療用酸素濃縮器では前期に生じていた部材の納期遅れは解消し堅調に推移しました。産業用酸素濃縮装置・窒素濃縮器については環境関連用途への販売が順調で売上を伸ばしました。前期売上が不調だった血液浄化装置についても昨年末からの受注増により売上を伸ばすことができました。
この結果、売上高353百万円(前年同四半期比17.1%減),営業利益31百万円(前年同四半期は営業損失22百万円)となりました。
■セグメント別売上構成比
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