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ノイズの種類と経路
ノイズ対策においては、いろいろな装置があり機器設置状況等の影響により、非常に困難なことが推測できます。

▮ ノイズの種類
一般的に問題視されるノイズは下記の2種類に分けられます。 1.外部より侵入するノイズ
2.電源および機器類自身から発生するノイズ
▮ 外部より侵入するノイズ・・・伝導ノイズ
伝導ノイズは、実際に下記の成分が組み合わされて存在しており、電子機器およびラインなどの配置条件等により変化します。 A.ライン~ライン間を経路とするノ-マル・モ-ドノイズ
B.ライン~大地間を経路とするコモン・モ-ドノイズ
▮ 発生ノイズの経路
ノイズの種類には、ラインを伝わる伝導ノイズと空中に飛び交う輻射ノイズの2種類に分けられます。
ノイズは電波と考えてください。
下記にその経路の概要をまとめてみました。

1.電源および他の機器が誤動作する場合 A.外来ノイズが入力ラインを伝わって侵入している
B.輻射・誘導によりライン(接続線)に輻射している
C.輻射・誘導により電源および他の機器に直接輻射している
D.電源および他の機器自身が内部に、ノイズ発生源をもち互いに輻射している
2.電源および他の機器からノイズが発生している場合 A.入力ラインを経由し、ノイズを放射している
B.ノイズ発生機器から装置内にノイズを輻射している
▮ ノイズ低減のための確認事項
ノイズを低減させるには、装置内に設置した機器類の設置状況、配線状況、フィルタ回路の採用等幾つかの方法がありますが、一度原点にもどり基本的な内容の再確認をされることを推奨します。
ノイズ低減の基本事項 1.機器内部のノイズ発生源をシ-ルドする
2.ノイズ発生源との距離をできるだけ離す
3.装置内にシャ-シにノイズ電流を流さない
4.ノイズが重畳したラインと他のラインを近づけないようにする
5.ノイズが重畳したラインル-プを避ける
6.ライン接続線をツイストする
7.ア-スの設置を工夫する
8.ノイズフィルターの実装方法に注意する
A.ノイズフィルターのア-ス線は、機器本体に最短距離で接続する
B.ノイズフィルターの入力経路と出力経路は交差しないよう確実に分類する
C.ノイズフィルターの入力経路は、機器本体内で最短にする
D.機器の入力は、すべてノイズフィルターの出力より取り出す
E.ノイズフィルターのア-ス点と機器本体のア-ス点との距離を最短にする
F.電源以外の他の機器にも、ノイズフィルターを挿入する

確認事項1:ノイズ源からの影響を避けるため、シ-ルドを検討する
確認事項2:ノイズ電流のル-プを避けるため、1点ア-スを検討する
確認事項3:接続線は、できる限りツイストするかまたはシ-ルド線を使用する 接続線でル-プをつくると磁束が発生します
この磁束により他の機器ノイズを誘導することになり、ご動作の要因となります
このため、できる限り接続線はツイストするかシ-ルドするか必要になります